秋といえば紅葉、黄色や茶色、赤っぽいオレンジ、赤い落ち葉など、いろんな色の落ち葉が落ちています。
そんな落ち葉を利用して作るアートがあります。その名も『リーフアート』。
日本語に直すと『葉っぱの芸術』になるのでしょうか。
そんな素敵なリーフアートを手がける素敵なアーティストを二人発見したのでご紹介します!
Omid Asadi

Photo © https://omidasadiart.com/works/leaf-art/
イングランドの北西部にあるグレーター・マンチェスターに住むイラン人アーティスト、Omid Asadi(オミド・アサディ)。
彼のリーフアートは、カッターナイフと針を使い、実際の落ち葉を彫り、切る技法で作品を作っており、作品はアートとして美しいだけでなく、それぞれの作品にメッセージが隠されているようです。
作品に込めるメッセージやアイデアのいくつかは、私の世界観、詩、物語、地球規模の問題、哲学に由来しているそう。
使っている葉っぱは主にカエデの葉。オミドさんの住んでいる地域で簡単に手に入るのだそうだ。
インタビュー参照:https://www.boredpanda.com/leaf-cutting-omid-asadi/
一般の方々やメディアからも多くの好意的な意見をいただき、私の作品を気に入って楽しんでいただいていることを嬉しく思っています。これは、私たちが美や愛を創造し、戦争や紛争、病気、飢え、憎しみなどで苦しむことなく、人類や他の生物のためにこの世界をより良くすることができることを示しています。
彼の他の作品は、彼の公式ウェブサイトで公開されているので、ぜひ見てみてください:
https://omidasadiart.com/works/leaf-art/
Lorenzo M. Duran
Lorenzo M. Duranさんはスペインのアーティスト。彼はもともとアーティストではなく、長い間建設作業員として働き、いわゆる垂直作業やロープアクセス作業に従事していました。
36歳になったある日、その職を失ってしまい、本当に自分は何をしたいのか多くの時間を使って考えたとき、自分が好きな自然と芸術、この2つが本当の自分のやりたいこと・情熱だと気づき、葉っぱを食べているイモムシからインスピレーションを得て、使っていた油彩キャンバスから、枯れ葉を自分のキャンバスにして、彼のリーフアート作品制作が始まりました。
リーフアートを制作するにあたり、2006年から2008年にかけて「リーフカッティングアート」に関する情報を探したそうですが、見つけることができなかったため、彼は独自の技術を開発しました。長い試行錯誤を経て、デザインしたものを額に入れて数年間保存できる良い方法を見つけたそうです。

Photo © https://www.lorenzomanuelduran.com/en/Leaf-1/#&gid=1&pid=1
こちらから、彼がリーフアートを作成している様子を動画で見ることができます。
彼の他の作品は、こちらから楽しむことができます:
https://www.lorenzomanuelduran.com/en/Leaf-1/