お久しぶりです、新潟美術学園です!久々のトピックス更新です。
もうすっかり秋になりましたが、秋と言いえば芸術の秋。そんな芸術の秋におすすめの展覧会のご紹介です。
ゴッホ展――響きあう魂 ヘレーネとフィンセント

夜のプロヴァンスの田舎道
フィンセント・ファン・ゴッホ
1890年5月12〜15日頃
クレラー=ミュラー美術館
おそらく美術に興味がない方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか、『ゴッホ』という画家の名前。
フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホはオランダのポスト印象派の画家で、彼は遅咲きの画家として有名です。画家になったのは27歳。それまでは気性の激しい性格のせいで職を転々としていましたが、弟テオの支援を受けて27歳から画家を目指すこととなりました。
1881年にフランス・パリに移り、印象派と出会ってから明るい色の絵が増え、浮世絵を模写してその手法を研究し、1888年アルルに移ってからその才能を開花させ、浮世絵の手法を自身の作品に組み込み、例えばゴッホの代表作といわれる『ひまわり』など多くの魅力的な作品を、アルル時代に残しました。
前回のトピックスでもご紹介した映画『ゴッホ 最期の手紙(La Passion Van Gogh)』では彼の生涯とその死について綺麗なアニメーションで見ることができるので、展覧会に行く前にぜひ!
Photo © https://gogh-2021.jp/, ©Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlands
今回のこの展覧会は、ゴッホの世界最大の個人収集家であるヘレーネ・クレラー=ミュラーのコレクションの中から選りすぐりの絵画28点と素描20点を閲覧することができます。この展覧会ではゴッホだけでなく、ミレー、ルノワール、スーラ、ルドン、モンドリアンらの作品も展示されています。
基本情報
住所 | 東京都美術館 企画展示室 〒110-0007 東京都台東区上野公園8−36 |
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開館期間 | 2021年9月18日(土)~12月12日(日) |
開館時間 | 9:30~17:30(入室は閉室の30分前) |
休館日 | 月曜日、9月21日(火) |
ウェブサイト | https://gogh-2021.jp/ |