先日はフランスで近日オープンの新しい美術館の紹介をしましたが、実は日本でも東京オリンピック開催に合わせて昨年オープン・リニューアルした美術館が多々あります!
今回はそれらの美術館のご紹介。
アーティゾン美術館

実は旧ブリヂストン美術館のリニューアルオープン。
リニューアルなので場所は変わらず東京中央区の京橋です。場所は変わらずですが、面積が増床され、旧ブリヂストン美術館の頃に比べて、2倍の大きさとなっています。これは見応えがありそうですね。
1〜3Fがフリーゾーン、4〜6Fが展示ゾーンとなっており、西洋美術、日本近代絵画、古美術・現代美術など多岐にわたる作品を見ることができます。
Photo © https://www.artizon.museum/about-museum/architecture/
基本情報
住所 | 〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 |
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開館時間 | 10:00〜18:00 |
休館日 | 月曜日 |
ウェブサイト | https://www.artizon.museum/ |
SOMPO美術館

新宿にある東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館がリニューアルオープン。アジアで唯一ゴッホの作品『ひまわり』が鑑賞できる美術館で有名です。
ゴッホをはじめ、セザンヌ、ゴーギャンの作品といった著名な西洋絵画、また近代・現代美術作品も所蔵しています。
Photo © https://www.sompo-museum.org/information/facilities/
基本情報
住所 | 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 |
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開館時間 | 10:00〜18:00 |
休館日 | 月曜日 |
ウェブサイト | https://www.sompo-museum.org/ |
国立工芸館

東京国立近代美術館の分館である国立工芸館が石川県金沢市に移転・開館することになりました。
今年3月、「東京国立近代美術館工芸館」の名前を通称であった「国立工芸館」を正式名として、以前の工芸館に所蔵していた70%の作品が金沢へと移動したそうです。建物は国の登録有形文化財として登録されている旧陸軍第九師団司令部庁舎と旧陸軍金沢偕行社の2つの建物を移築、再利用しています。
明治以降の工芸作品やデザイン作品がおよそ1,900点展示されています。
Photo © https://www.momat.go.jp/
基本情報
住所 | 〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-2 |
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開館時間 | 9:30〜17:30 |
休館日 | 月曜日 |
ウェブサイト | https://www.momat.go.jp/cg/ |
弘前れんが倉庫美術館

昨年7月にオープンした青森の新しい美術館。約100年前に建てられた煉瓦倉庫を再利用した美術館で、建築家・田根剛氏が改修を担当。なんと先日、この美術館の建築改修は、国際的な建築賞「フランス国外建築賞(AFEX Grand Prix 2021)」も受賞しました。
弘前をはじめとした東北地方の歴史・文化の作品や国内外の現代アート作品も数多く展示しています。
Photo © https://www.hirosaki-moca.jp/about/architecture/
基本情報
住所 | 〒036-8188 青森県弘前市吉野町2-1 |
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開館時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 火曜日(祝日の場合は翌日に振替) |
ウェブサイト | https://www.hirosaki-moca.jp/ |
京都市京セラ美術館

元京都市美術館が「京都市京セラ美術館」としてリニューアル。
元京都美術館は、公立美術館としては東京都美術館に次ぎ日本で二番目に開館した歴史ある美術館です。今回のリニューアルでは、建築家の青木淳氏と西澤徹夫氏が担当し、新しくコレクションルームを本館に新設、大規模なリノベーションを実現しました。日本画、洋画、工芸作品を中心に、現代アートも楽しむことができます。
Photo © https://kyotocity-kyocera.museum/facility/kyocera_square
基本情報
住所 | 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124 |
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開館時間 | 10:00〜18:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館) |
ウェブサイト | https://kyotocity-kyocera.museum/ |