みなさん、「わらアートまつり」をご存知ですか?

「わらって、あの藁?お米とかの?」
と思われる方もいると思いますが、そうです、まさにその藁を使ったアートです。
開催日 | 2021年8月29日(日)~9月12日(日) |
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実施場所 | 上堰潟公園(新潟県) |
住所 | 〒953-0015 新潟県新潟市西蒲区松野尾1 |
アクセス | JR巻駅~角田妙光寺入り口行バス~布目バス停下車~徒歩18分 |
予約の有無 | 予約 不要 |
詳細 | https://tokyo2020.org/ja/events/wara-art-festival-2021/ |
公式サイト | http://www.city.niigata.jp/nishikan/welcome/ |
東京2020 NIPPONフェスティバル
この「わらアートまつり」、実は東京2020 NIPPONフェスティバルの共催プログラムなんです。
「東京2020 NIPPONフェスティバル」は、2020年に開催される予定(今年どうなるかな?)だった東京オリンピックと一緒に公式に開催される「⽂化の祭典」で、4月1日~9月12日に行われる祭典です。
オリンピックはスポーツですが、実は文化の祭典も同時に開催してたんですね。
共催プログラムの目的
そして、この「東京2020 NIPPONフェスティバル」には地方自治体が東京2020組織委員会と主催で開催する「共催プログラム」、というものがあります。
引用 © https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/

引用 © https://tokyo2020.org/ja/events/
東京2020のウェブサイトのイベントページを見てみると、このように各地方で色々なイベントが開催されています。今回、東北復興もプログラムの主要な目的となっていますので、福島県や宮城県で開催されるイベントも見逃せません。
新潟県唯一、東京2020 NIPPONフェスティバルに採択された「わらアートまつり」
残念ながら2020年はコロナの影響で中止となった「わらアートまつり2020」ですが、今年2021年夏は開催されることとなりました!今年は昨年できなかった分まで盛り上がってほしいですね。
わらアートって一体なに?
新潟県は日本一の水田面積と米の生産量を誇る県で有名です。新潟県といえば「コシヒカリ」を連想する人も多いのではないでしょうか?
お米を生産すると副産物としてどうしても大量の稲わらが発生します。
ひと昔前は、その副産物も藁葺き屋根や、藁布団、藁手袋、風呂炊き、家畜の餌や肥料など、広く生活用品に使われていましたが、時代が進むにつれ、藁を使った生活品は使われなくなり、藁仕事もほとんどなくなり、活用する機会もなくなってしまいました。
Photo © http://www.city.niigata.jp/nishikan/welcome/gallery.html
そこでの使われなくなってしまった稲藁を活用するアイディアとして、武蔵野美術大学の宮島慎吾教授(当時)が提案したのが始まりです。そのきっかけは、「何か新しいイベントが無いでしょうか?」という西蒲区役所の方との会話から始まったそうです。( https://www.midori-hanabunka.jp/tatujin?term=t13/より )
つまり、「わらアート」は東京の武蔵野美術大学の学生と、新潟西蒲区の地元の人たちとの交流で出来上がったアートなのです。その活動は2006年から始まり、学生は制作期間中は西蒲区に滞在し、地元の職人さんや農家の方々と協力して制作作業をしています。今年で15年目になりますが、学生の代が変わってもそれは引き継がれ、今後も続いていく活動となっています。
まだ「わらアート」を目にしていない方、新潟市西蒲区に行ったことのない方、この夏休みにぜひ訪れて見てはいかがでしょうか?
開催日 | 2021年8月29日(日)~9月12日(日) |
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実施場所 | 上堰潟公園(新潟県) |
住所 | 〒953-0015 新潟県新潟市西蒲区松野尾1 |
アクセス | JR巻駅~角田妙光寺入り口行バス~布目バス停下車~徒歩18分 |
予約の有無 | 予約 不要 |
詳細 | https://tokyo2020.org/ja/events/wara-art-festival-2021/ |
公式サイト | http://www.city.niigata.jp/nishikan/welcome/ |